痰除去装置
開発した痰除去装置 Tantol をご紹介いたします。
!!製品化していただける企業様を
探しています!!
人工呼吸器装着患者さんに使用します
痰除去装置 Tantol を近くにおいた状態で、挿管チューブあるいは気管切開チューブの痰吸引ラインから痰を瞬間的に吸引します。
挿管チューブあるいは気管切開チューブには、痰吸引ラインがついたものを使用するか、もしくは閉鎖式痰吸引チューブを挿入しておきます。
痰吸引ライン(自動)とバルーン上部吸引ライン(手動)の両方の吸引ができます。
痰の瞬間的な吸引は呼気に合わせて行いますので、人工呼吸器の誤動作(トリガー)となることはありません。
また、呼気を吸引しますので、患者さんの呼吸管理に影響を与えません。連続吸引の場合は患者さんが必要とする吸気も吸引しますので、患者さんの吸気量が減ります。
この装置は呼気開始時のみに吸引を行いますので、治療には全く影響を与えません。
24時間装着が可能です。
連続吸引による痰の残量確認も、装置の一部を指で上げるのみで簡単に行えます。
バルーン上部の吸引ラインはクレンメで閉鎖していますので、口腔ケア時にクレンメを開けることによって、上部の連続吸引が可能となります。
臨床研究結果
3例のICU患者さんに24時間装着をいたしました。吸引ボトルの壁面に付着した状態のままとなるような高粘度の痰も除去できました。
開発過程
基本開発完了
臨床研究完了
製品化移行段階
特許取得状況
日 本 5503094 2014/3/20
フランス 2845617 2017/7/19
ドイツ 603013023877 2017/7/19
カナダ 2871922 2015/7/7
アメリカ 9402969 2016/8/2
韓 国 1015488980000 2015/8/25
中 国 104703646 2016/11/23
タ イ 57738 2017/9/22
ベトナム 24888 2020/7/2
インド 補正中
上市予定
2年以内の製品化開発により上市可能です。
本研究開発は、宮崎県と大分県が共同で国の総合特区に申請、指定された「東九州メディカルバレー構想」の "研究開発の拠点づくり" にて行いました。研究開発には内閣府、経済産業省、宮崎県、地元銀行、地元企業、地元大学の協力を得ました。研究開発リーダーの竹澤眞吾(弊社代表取締役)は九州医療科学大学教授を兼任しており、産官学の円滑な連携のもとに進行しました。
製品化段階に至っておりますが、一部新規性がありそうなため、製品化していただける企業様がなかなか見つかりません。
ご興味をお持ちでしたら、ぜひメールにて「痰除去装置の件」でご一報をお願いいたします。
メール送付先:info@medicalseed.co.jp